今回は、睡眠時無呼吸症候群の症状を緩和して快適な生活を送る事ができた私(おっさん)の行った行動をお伝えしていこうと思います。
この記事を読んでみて あれ?自分もちょっと当てはまるぞ!と感じられましたら
ぜひこの記事を隅から隅までご覧になっていただければと思います。
それではよろしくお願いいたします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは?
ヤッホー、みんな息してる?
これ Youtuberのてんちむさんのフレーズですが・・・
アラフィフ親父の私はどうやら、寝ている間
ヤッホー、おっさん息してない!状態だった模様なのです。
寝ている時に、夢ですごく息苦しい感じの思いをした時があったのは事実です。
何かすごく重い物に押しつぶされている感じがたびたびあったのでした。
それも、一度や二度ではありません
これが!いわゆる 金縛りなのか! やばいアパートに引っ越してきてしまったもんだ
なんて真面目に思っていたくらいです
その時の私は、そんな認識しか持ち合わせておりませんでしたので特に何か対応するとかそういう事もせずじまいな状況でした。
しかし、そんな私に転機がおとずれる事がありました。
それは、会社の社員旅行での事
友人から 「 お前寝ている時呼吸とまってるぞ! 」と言われました。
どうやら、かなりの時間息が止まっている模様だったようで
『こいつ死んだのか?』って思うほどの時間止まっている様なのです。
そんな状況の中同僚は何を思ったのか、その状況を動画に撮ってくれておりまして
それをわざわざ私に見せてくれました。
『おーい!動画撮ってる場合か! まずは心配とかゆすって起こすとかあるだろ!』と言いたくはなりましたが、せっかく撮影してくれていたので、私はその動画を恐る恐る見た瞬間
これは、自分はもうすぐ死んじまうのでは?この状態はまじでやべーぞという感がいたしました。
旅行から帰って来て早速Google先生に
寝ている間息が止まると検索してみると
病名はどうやら 睡眠時無呼吸症候群 と言うらしいです。
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome, SAS)は、寝ている間に呼吸が止まる、または浅くなる病気です。特に「閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)」が多く、これは喉の奥(上気道)が塞がってしまうことで起こります。
との事
ほおっておくとどうなる?(デメリット)
SASを放置すると、健康にさまざまな悪影響が出でくる模様。
1. 日常生活の支障
- 日中の強い眠気(仕事・運転中の事故リスクが増加)
- 集中力・記憶力の低下(仕事や学業のパフォーマンスが落ちる)
- 頭痛や倦怠感(酸素不足が原因)
これらの3つの時効は、なんと私の日常にぴったしと合致したのでした!
その時のは私を一言で表すと
まじか!
こんな感じでした。
俺は今まで、金縛りなんてアホな事を考えていたんだけどこういう事だったのか!
目の前がパッと明るくなり 感動したのを今でも覚えています。
ちょっと大げさかもしれませんが
知らないという事は、罪ですね~
2. 生活習慣病や重大な病気のリスク増加
- 高血圧(血圧が上がりやすくなる)
- 心疾患・脳卒中のリスク上昇(心筋梗塞や脳卒中のリスクが2~3倍になる)
- 糖尿病の悪化(血糖値コントロールが悪くなる)
私は昔から高血圧で、現在も血圧の薬を飲まないと非常に高い数値になってしまう状況でした
当然 脳卒中や心筋梗塞などの疾患についても普段から気にしてはおりましたが
もしかすると 私の高血圧は 実はこの睡眠時無呼吸症候群が原因のひとつだった可能性もでてきました。
3. 寿命が縮まる可能性
- 無呼吸が続くと、命に関わる病気(心筋梗塞・脳梗塞)の発症リスクが高まるため、放置すると寿命が短くなる可能性があるとされています。
自分の色々な症状の原因かもしれないという事が判明した喜びと その反面、非常に恐ろしい病気なのだという事がわかったので改善方法についてGoogle先生にきいてみたところ
改善方法(治療・対策)
1. 生活習慣の改善
- 減量(肥満が原因の場合、体重を減らすと改善しやすい)
- 横向きで寝る(仰向けだと舌が喉に落ち込みやすいため)
- 禁酒・禁煙(アルコールは筋肉を緩め、タバコは気道を狭める)
私は お酒も飲まないし タバコも吸わないのですが
その反面 食べるのが大好きなので
必然的に 体型が「ベイマックス」みたいな感じです
つまり デブ です。
うーむ まずは痩せなくてはという事ですね
2. 医療機器を使った治療
- CPAP(シーパップ)療法
- マスクを装着して、空気を送り込み気道を開く方法(もっとも効果的)
- マウスピース(スリープスプリント)
- 顎を前に出すことで気道を確保する(軽症~中等症向け)
3. 手術(重症の場合)
- 扁桃腺の肥大や鼻の構造が原因の場合、手術で気道を広げることも選択肢。
3つのうち
どうやらCPAP療法っていうのがあるという事が判明
専門の病院もあるらしく、保険適用との事
ダイエットは今すぐには難しそうなので、病院に行ってなんとかなるかと思い
すぐさま病院に行ってみました。
病院に行って まずは検査 そして「すぐ治療開始ですね」と言われる
最寄りの病院を調べて 『睡眠時無呼吸症候群』の治療を行ってくれる病院に早速行ってみました。
まずは、無呼吸になっているかを確認するために検査用の機械を貸与されました。

手首に巻いて 鼻のあたりと指につけて なにやら呼吸の状態を調べるやつです
検査は1晩の状況を把握するだけ
特に不快感は感じませんでした。
そして検査結果は・・・・
やっぱり 睡眠時無呼吸症候群との事
お医者さん『 すぐにでも治療を開始した方が良いですね!』との事
私は、C-PAP治療を開始する事にしました。
ちなみに、この治療は保険適用です
私の場合の費用ですが 5000円/月程度です。
これは、機械のリース代金も含んでの費用なのでそれほど高いという気もしませんでした。
数日後、機械一式が自宅に届きました。
こんな感じのやつです。

本体が、 TEIJIN というメーカー あの繊維メーカー大手の「帝人」ですね
だけじゃない帝人の だけじゃない方のやつですね

そしてこのマスクみたいなやつを鼻に着けて眠りに付くわけです

この鼻マスクみないなところから強制的な空気が送りこまれてくるのですが
一番最初はなかなか呼吸がしにくくて正直眠れませんでしたが
これにはコツがありまして
ひとつ 口を開けて寝てはいけませんし 口で呼吸をしてはうまくいきません
鼻で呼吸をして 鼻で吐く
それに慣れると すごく快適に眠る事が出来る様になりました。
最初はたぶん慣れが必要だと思います
1カ月もあれば、おそらく慣れてくるのでは?
ちなみに このC-PAPを使用すると 睡眠状態を記録するアプリがあって
このアプリが様々な状況を記録してくれる様になります。


体重の変化とか・睡眠時間とか・時間あたりの無呼吸発生回数とかですね
ちなみに私は、検査の時は 1時間に46回無呼吸状態が発生しておりました。
それがC-PAPを使い始めてから多い時で2回程度、通常は1回以下に激減しました。
数字が 46回 → 1回 に減少した事が原因かはわかりませんが
朝の目覚めがとてつもなく良くなりました
加えて、日中眠くなる事もなくなり、頭痛が発生する事も極端に少なくなりました。
正直な気持ちとして、『 もっと早くに使っておけば良かった 』と後悔したくらいに私の場合は劇的な改善が見られました。
知らないという事は罪という言葉がありますが、本当にそう思います
もしかしたらこれでかなりの健康リスクが低減できたのでは?なんて思っております。
まとめ
睡眠時無呼吸症候群は放置すると命に関わるリスクが高くなります。
✅ 日中の眠気・集中力低下 → 仕事や生活に支障
✅ 高血圧・心臓病・脳卒中のリスク上昇
✅ 治療は生活習慣改善・CPAP・マウスピースが有効
「いびきがひどい・日中眠い・朝の頭痛」があるなら、一度病院(睡眠外来・耳鼻科)で検査を受けましょう!
特に50歳をこえた私と同じ年代のおっさん達
まだまだ、頑張らないといけませんよね?
あと10年くらいですか?
一息つくまで、くたばってる場合ではないですよね?
バツイチの私も3番目の息子が成人するまではくたばれません
せめて親の役目をまっとうするためにも、それまでは養育費を送らないと!
たまには自分自身の日々かんばってくれている体の事に目をむけるのは大切な家族のためでもあると思いますので心あたりのある方は、ぜひ最寄りの「睡眠時無呼吸症候群」外来に行ってみてくださいね
この記事がきっかけになったりすれば なお嬉しくも思います
世の中のおっさん達!明日もがんばってまいりましょう!
ではでは~